日時:h26年6月21日(土)18:00-20:10
会場:北沢タウンホール3Fミーティングルーム、
テーマ:ブラッシュアップ実技研修 ~目指すのはご利用者にとって快適なケア~
ワークA 車イス介助(車椅子での移動、段差昇降、椅子への移乗、事前事後の確認等)
ワークB ベッド上の介助(ギャッッジアップでの飲水、側臥位、リラクゼーション、安楽姿勢等)
参加:33名
今回は会場に車椅子2台(自走用・介助用)と介護ベッドを持ち込み、全員が交代で介助者役と利用者役となり、グループで実技ワークを行いました。
特に参考になったのは「介助される側」の体験で、快不快を体感することで各場面での介助のポイントを実感することができました。又、訪問介護では普段1人での活動のため、今回他の方の声かけや介助の仕方をたくさん見て意見を出し合うことで、お互いに学びあうことが出来ました。
以下は当日のアンケートより参加者の感想(抜粋)です。
<車イス介助>
・少しの段差でも高く感じ、ご利用者が怖いと思う気持ちがわかった。ゆっくりのスピードでも意外と速く感じた。
・声賭け無しで動き始めたり曲がったりすると怖かったです。
・タイヤの大きさで震動が全く違う。自走式の方が乗り心地がよい。
・初めて乗ったが乗り物酔いする感じだった。
・停止中のストッパーは大事。
・段差介助のコツがわかった。
・移乗時、利用者様の脚、腰、頭の位置に気をつける。
・声かけや丁寧にすることの大切さを痛感した。
<ベッド上の介助>
・ギャッジアップ時は胃に圧迫感があり、一気に下げられると頭に血が上るようですごく気分が悪かった。
・ギャッジアップ時パジャマがずれる大きさに驚いた。
・昇降時に身体に触れられていると、気分の悪さが和らぎ安心感がある。
・べったりとベッドに接しているのを「背抜き」をするとこんなにさわやかになると知った。
・身体を揺らしてもらうと軽くなるようで気持ちがよかった。
・水平移動時、ビニール袋の活用方法が参考になった。
・腰の位置や背抜きの有無で飲水時の飲みやすさが違った。
・介助されてパジャマやシーツのしわを伸ばす大切さを実感した。
・介助者の手の当て方で快不快や安心感が違うことがわかった。
・安定して安楽な側臥位のとり方を学んだ。
ひとつひとつの動作に対して、安全面の確認と声かけの重要さを再認識した研修でした。