日時:H26年11月15日(土)18:00-20:10
会場:北沢タウンホール3Fミーティングルーム、
テーマ:ブラッシュアップ実技研修 ~目指すのはご利用者にとって快適なケア~
今回は、6月に引き続き介護用ベッドと車いすを使用して、全員が交代で介助者役と利用者役となり実技研修を行いました。
車いす介助のグループでは、「室内の日常生活動作は概ね自立」の利用者さんを想定して、車椅子の点検、移乗時・移動時介助の留意点、段差の昇降について実技を行いました。
ワーク終了後のシェアリングでは「車いすに乗っていると怖いなと感じた。」
「声をかけてもらわないと何をされるのかわからない。」
「声をかけてもらうと体の準備ができる。」
「次の動作に移る前に一拍置くことで、自分も落ち着くので、安全に介助できる。」
「事前にルートを把握しておくことも大事。対処しやすくなる。」といった意見が出されました。
ベッド上の介助のグループでは、「寝たきり」の利用者さんを想定して、ギャッッジアップでの飲水、側臥位、リラクゼーション、安楽姿勢等について実技を行いました。事前のヘルパー自身の身支度、点検、電動ベッドを動かす際の留意点、介助時の基本ポイントと応用技術、声掛けの大切さなど、を確認しました。参加したヘルパーさんからは、「介護用ベッドで介助される体験を通じて、利用者さんの不自由なところや不安なところが良く分かった。それとともに、各場面での介助のポイントを確認することができた。」といった感想が出されました。
今回も、6月と同様、実り多い時間となりました。ご参加くださったヘルパーの皆さん、ありがとうございました。残念ながら、2回欠席となったヘルパーさんには、DVDでの受講をお願いしております。資料と共に事務所に用意しておりますので、ご来所の際にスタッフまでお声掛け下さい。